第30回ロシア料理教室・ロシア風クレープ・ブリヌイблины
ロシア料理教室(第30回)を2月20日に開催いたしました。
ロシアでは、年によって多少ずれますが通常2月下旬~3月初頭の1週間に、春を迎えるマースレニッツァМасленицаという行事が催されます。
ロシア語でマースラМаслоはバターで、マースレニッツァはバター祭という意味になります。
このマースレニッツアの期間中には、バターをふんだんに使ったロシア風クレープのブリヌイблиныをみんなでいっせいに食べるのです。
ということで、今回のメニューはブリヌイблины(3種類)でした。
マースレニッツアらしく、ロシア雑貨で飾り付けをしてみました。
まずはブリヌイの生地を焼きますが、これが簡単そうでなかなか難しいです。
厚くなったり薄かったり……。裏返しにするのも一苦労です。
焼き上がったブリヌイに具を詰めて巻きます。今回は肉とチーズを。
これは、タチアナ先生がロシアから持ってきた「キセリの素」です。
キセリというは、日本の葛湯に似たような飲み物です。
とろみが付いた甘いジュースという感じで、なかなか良いです。
ホフロマ塗りХохломаといわれる、赤と黒と金色を基調としたロシアの代表的な木製食器です。
ブリヌイの完成です。肉とチーズを詰めたものとジャムを付けて食べるものの3種類とキセリです。
デザート感覚ではないクレープ、ブリヌイにはいろいろな食べ方があるので、みなさんお気に入りの食べ方が見つかったようでした。