ロシア料理教室(第18回)を開催しました
ロシア料理教室(第18回)を5月12日に開催しました。
メニューは、プローフ、チェブレーキ(揚げギョウザ)、ひまわりサラダとベルミシェーリ(ミートボール入りスープ)です。
チェブレーキは挽き肉入りのロシア風の揚げギョウザのことです。
皮はギョウザのようなパリパリとした感じではなく、揚げパンと揚げ餃子の中間くらいの感じといったらわかりやすいかもしれません。
具は挽き肉がメインで、食べたときのジューシーさがチェブレーキの特徴です。
ロシアではポピュラーなファーストフードです。
皮も具も手作りです。
本当にギョウザ??というくらい1個がとっても大きいので、みなさんびっくりです!
ロシアでは普通のサイズだいうことを先生から聞いて、さらに驚いたようです!!
具を詰めた後、チェブレーキの周りをフォークで押して、具が出ないように留めていきます。
しっかり留まっていないと中の肉汁が出てしまうので、せっかくのチェブレーキが台無しになってしまいます!
揚げたてがやっぱりおいしいです。
皮の食感と中の具のジューシーさのバランスが秀逸です!!
サラダ作りです。
料理中の会話は、ロシア料理についてだったり、おいしいロシアレストランのことだったり、ロシア語だったり、いろいろです。
もちろんロシアに関係のないこともたくさん話します。
和気あいあいとした雰囲気で、知らない人同士でもすぐに仲良くなるのが料理会のいいところですね。
ひまわりサラダの周りはポテトチップです。
形だけでなく、色合いもひまわりのようなので、女性や子どもたちに大人気のとってもかわいいサラダです。
вермишель(ベルミシェーリ)というスープの具は、ミートボールとスパゲッティより細いパスタです。
もともとロシア料理では細い麺を使うことが多く、このベルミシェーリをはじめ、パスタのようにソースとからめて炒めたりする場合も細い麺です。
スパゲッティくらいの太さの麺もありますが、ロシアの人にとっては比較的最近になって食べ始められたものだそうです。
今回はロシアで使っているような極細麺はありませんでしたので、サラダ用パスタで代用しました。
ロシア風だと短くするので、折って短くしてからゆでます。
塩、コショウ、ウクロープとペトルーシカで味を調えて、できあがりです。
『укроп(ウクロープ)』
ディルとも呼ばれ、ロシアでは欠かせないハーブの一つです。魚料理とよく合うので「魚のハーブ」ともいわれています。
『петрушка(ペトルーシカ)』
イタリアンパセリのことで、ロシアではスープ、サラダや肉・魚料理と幅広く使われています。
試食会では、タチアナ先生出演のロシア語会話のDVDを再生しました。
先生の表情豊かな演技や料理会では見られない姿に会話も弾みました。
プローフ、チェブレーキ、ひまわりサラダ、スープと紅茶というけっこうボリュームのあるメニューでしたが、すぐになくなってしまうくらい大好評でした。