ロシア料理教室(第10回)を開催しました
今年初めてのロシア料理教室を2010年1月13日に開催しました。
ロシアでは旧暦(ユリウス暦)でもお祝いをするので、明日からも新年ということになります。
ロシアだと本日は大晦日!日本では年越しそばですね。
ということで、今日はそばを使ったロシア料理のグレーチカと、その他にオートミールのスープとカラワイチキを作りました。
カラワイチキは具入りの小さいパンのことです。
今回の具はレーズン、アンズ、こしょうで味付けしたベーコン&チーズの3種類。
ピロシキとの違いは形と、カラワイチキの方が生地が甘めでおやつ感覚というところです。
レーズンの場合は、少し砂糖を加えてあげるとジューシーさが増してとてもおいしくなります。
甘い具の場合はしっかりと生地をとじないと、焼き上げのときに汁が漏れて焦げ付きの原因になりますので注意してくださいね。
グレーチカは殻をむいたそばの実で、これを炊いてバターや塩を混ぜ合わせたものがグレーチカのカーシャです。
カーシャとはロシア語で「お粥」という意味ですが、日本のお粥とは少しイメージが違いますね。
そばは、ルチンなどの栄養分が多く含まれており、ロシアでも病気がちの人や幼児にもよく食べられています。
最近ではダイエット食品としても注目されています!
日本とは全然違うそばの食べ方に、初めて食べる参加者はとても驚いた様子でした。
しっとりとした食感と癖のない味わいに感激されていました。